みなさんご存知、エキドナです。
最近はreゼロのキャラが有名で、ググってもそればかり引っかかりますが、それではありません。その元ネタ、ガチのエキドナです。もちろんハリモグラのことでもありません。
あの、テュポーンの妻とされ、その間にヒドラ、キマイラ、スキュラ、ラドン、オルトロス、ケルベロスなどの有名な怪物を産んでいるエキドナです。さらに自分の子供であるオルトロスとの間に、スフィンクス、ネメアの獅子をもうけたエキドナです。
Wikipediaより、イタリアにあるピッロ・リゴーリオのエキドナの彫刻。
もちろん、その姿は美しい女性の上半身に蛇の身体です。
幻獣事典のエキドナ。
幻想生物西洋編のエキドナ。
伝説の神獣・魔獣イラスト大事典のエキドナ。
たまに翼があったり、足があったりします。
幻想世界の住人たちのエキドナ。
新説RPG幻想事典モンスター編2のエキドナ。
さて、私が幼少の頃知ったエキドナは女性ではありましたが、決して一般的に言われるような美女ではありませんでした。(一部マニアの方には不快な表現で申し訳ありません。)
世界の怪獣大百科のエキドナ。
その影響なのかはわかりませんが、ゲームでも、美女とは言えない姿でした。(一部マニアの方には不快な表現で申し訳ありません。)
FF3のボスとしてのエキドナ。
しかし、最近の同シリーズでは美女?に変わります。
FF14のエキドナ。
まあ、この後だいぶ形は崩れますが。
FF14のエキドナ、戦闘体型。
ゲームでは他に、デビルメイクライ4に登場しています。
Devil May Cry4のエキドナ。
植物的な姿と蛇か龍を連想させる素晴らしいデザインでした。さらに植物状態の時は子供も産んでまさしくエキドナの考察に沿った攻撃をしていましたね。
口?を閉じた蛇モード。
植物モードで子供を産むモード。
ロードオブヴァーミリオン2では、海に関連付けたデザインで甲殻類の様に。美女かどうかがわかりません。
ロードオブヴァーミリオンⅡより。
でも3では美女に。
ロードオブヴァーミリオンⅢより。
冒頭のガレキもそれですが、私イチオシのデザイン、真・女神転生のエキドナは秀逸です。美女ですが顔に蛇の身体だけのシンプルなデザイン。
金子一馬画集1より。
烏珠の闇夜も響むマガマガさ
出典
Wikipedia
「幻想世界 幻獣事典」2011年 (株)笠倉出版社
Truth In Fantasy82「幻想生物 西洋編」2010年 (株)新紀元社
別冊宝島「伝説の神獣・魔獣」イラスト大事典 2011年 (株)宝島社
Truth In Fantasy1「幻想生物の住人たち」1988年 (株)新紀元社
「新説RPG幻想事典モンスター編2」2009年 ソフトバンク クリエイティブ(株)
「世界の怪獣大百科」1982年 (株)勁文社
ファイナルファンタジーⅢ 1990年 (株)スクウェア
ファイナルファンタジーⅩⅣ 2010年 スクウェア・エニックス(株)
Devil May Cry4 2008年 (株)カプコン
ロードオブヴァーミリオンⅡオフィシャルガイドブック 2010年 スクウェア・エニックス(株)
ロードオブヴァーミリオンⅢオフィシャルガイドブック2013年 スクウェア・エニックス(株)
金子一馬画集Ⅰ 2004年 (株)新紀元社